挫折_孫と遊ぶためのPython日記(5)

「入門Python3」(O'REILLY)は全12章のうち、なんとか7章までたどり着いた。ここまでは文法の学習である。復習部分が多く、忘れ忘れを思い出しながらたどり着くことができた。

リスト、タプル、関数、クラス、継承などひと通りの基本は理解できた。なんとか峠を見上げるぐらいの場所には辿り着いたとかもしれない(と思った)。

しかし、である。
バイナリデータの取り扱いあたりから怪しくなった。

そもそもバイナリデータを日常生活で扱うことがほとんどない。基本のバイト数もなかなか頭に入らない。それでもなんとか8章まで進んだが・・・。

苦行である。
テキストファイルの入出力は以前にも「超入門」に一部が出ていたので、なんとかこなせたものの、それから先に行けない。Pythonの説明ではなく、データそのものやり取りやそもそもインターネットの基本的な知識があることが前提で解説が続き、ここで挫折した。まったくわからない。

8章を飛ばして9章に行こうとしたが、さらに難解になった。かなりの知識があらかじめないとまったく理解できない内容だ。本当の意味での入門者には難しすぎる。・・・ここまでだぁ、泣く泣く諦めた。

藁をもすがる思いで、またまた本屋に駆け込んだ。
なんとかもう少し入門者に優しい、しかも順序だって学習できる教科書はないかと捜した。


溺れる者の救い主になるのか・・・。とうとう4冊目である。

「入門Python3」と同じO'REILLY発行の本を見てみたが、基本的なスタンスが皆同じに思えた。あらかじめプログラムやネットワークについてかなりの知識がある読者を想定した編集になっている。しかもほとんどが洋書の訳本である。

「超入門」が読みやすかったのは日本人が日本語で書いているからだろうと思う。
4冊目はこれまでの経験から日本人が書いた、段階的な入門のための教科書にすることにした。

「みんなのPython(第4版)」(柴田淳著、SB Creative社、2017年1月5日初版)を購入した。これで入門書の購入費が合計1万円を超えてしまった。

読み始めてすぐにとてつもない難題に遭遇したのだった・・・?!
>>> 次回に続く(泣)。

##ーー本日のコード”今日の日付と運勢”(20170513)ーー
def destiny_ABC(num):
Destiny = ["大吉","中吉","吉","末吉","凶","大凶","運命なし"]
idx = num % len(Destiny)
return Destiny[idx]

from random import randint
from datetime import date
today = date.today()

num = randint(0,10)
destiny = destiny_ABC(num)
print()
print("・・・・・・・今日の運勢・・・・・・")
td = today.strftime("%Y年%m月%d日")
print()
print("今日は",td,"です。")
print("今日の運勢は",destiny,"です。",end ="")
print("運勢なんか気にせずに、今日も元気に働きましょう!")
print("・・・・・・・・・・・・・・・・・・")
print()

======= 実行結果 ==========

・・・・・・・今日の運勢・・・・・・

今日は 2017年05月13日 です。
今日の運勢は 末吉 です。運勢なんか気にせずに、今日も元気に働きましょう!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・