大復活C#学習準備_1

大復活C#のためにはいろいろと準備が必要だ。

そもそもCやC++(シープラ)ではなくてC#(シーシャープ)でいいのかどうか。

まずそこから始めないといけない。

Swiftはマックのアプリを作ろうと思って勉強を始めたし、Pythonはスクラッチでプログラミングに興味を示したカン君に電子工作の延長でラズベリーパイを買ってあげて、そのプログラミング言語のラズビアンがPythonの派生語だったから、孫と遊ぶために学習を始めた。理由は明確だった。

こたびのC#学習の動機もカン君がやりたいと言っているという、Python学習と同様の理由だからこれまでとたいして変わらない。しかし、・・・。

CとCプラは、Cの後継がCプラで互換性がある。CプラはCにオブジェクト指向を追加したもので、C#は名前はCだけれど、この2者とはまったく互換性がない後発の言語だ。

むしろCの姿を借りたJava言語だというほうがC#の本質を表しているのではないか。

C#の更新ははやい。前回のブログに9版と書いたが、すでに今月には10版が発表されているようだ。この更新はMacObjective-Cがまったく新たなSwiftに変身したような変更ではなくて機能の追加と利便性の向上が主体となっている模様。詳細は素人なのでわからないが、少々古いバージョンでもプログラムの実施には困らないようだ。それにあまり利便性の高い命令文は抽象的で初学者にとっては混乱と挫折の素だ。

印象としてはC#の方が、CやCプラよりもスマートなように思える。まだ数日の学習なので印象に過ぎないけれど、入門はCより容易のような気がする。

ところでネットでいろいろ検索しても昭和世代には、いまひとつ、物足りない、あるいは頼りなさを感じる。ネットの記載はさらっとしていて、細切れで、理解するためにはあちこちサーフィンしないとならない。その点では索引がしっかりある本の方がとっつきやすい。やはり教材は紙の本でないと勉強に集中できないのだ。

しかし、プログ関係の書籍の値段は高い。薄い本で2千円以上、大冊では4~5000円以上があたりまえだ。でもまた、プログラム関連の書籍の商品価値は寿命が短い。次々と新しい本が出版されるし、更新もすばやい。新版、第2版、第3版と銘打った本もザラににある。

そこで、とりあえず古本を当たることにした。ブックオフで検索すると税込み200円から500円くらいで少し前の本が軒並み売りにでている。ブックオフは総額1500円を越えると送料がただになる。安い本は送料の方が高くなってしまうので、このラインで教材を手に入れることにした。ついでに参考のためにCプラの本も一冊だけ買うことにした。「苦しんで覚えるC言語」はカン君にあげてしまったけれど、これで手元にはC関連の本が一度に古本5冊手に入って、値段は1600円だ(安い!)。それに先週買ってきた「C#「超」入門第2版」をいれて全部で6冊。これだけあればなんとかなるだろう(無駄遣いにならないといいけれど・・・)。

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古い順に、

「猫でもわかるC#プログラミング」(2007年、初版、粂井康孝):表題がふざけているが、内容は初心者にはなかなかよい。著者は医師なので、相手のレベルに合わせて話をすすめている点がよい。すでに3版まで出ているので、今度本屋に行ったらどう変わっているか、立ち読みしてこよう。

「スラスラからるC#」(2013年、岩永信之):全然、スラスラわからない本。知識ゼロからの読み進めるのは困難な本。

「パーフェクトC#(改訂3版)」(2013年、斎藤友男/醍醐竜一):これは教科書というよりも教材。あってもいいが入門者にはなくてもよい本。

「基礎からわかるC#」(2015年、西村誠):薄いが中身の濃い本。著者はwebで「++C++; // 未確認飛行 C」を公開している方なので、中身は凝縮している。少し知識がつけば手元にあると便利な本。ぜひ持って困ったときに確認するにはとても良い。辞書として最適。でもこれだけでは初心者の入門学習はできない。

C++本は

「明解C++」(2006年、柴田望洋):まだ見ていない。お守りのための所持。