学習導入_孫と遊ぶためのPython日記(4)

孫と遊ぶには体力がいる。
こどもは毎日成長しているが、こちらは毎日衰えている。時間の流れる速さも方向も異なる。

世界を共有するには基礎体力が決め手になるのは間違いない。
そこで、教科書である。

現在三冊目に突入した。

はじめはこども向けの入門書「たのしいプログラミングーPYTHONではじめよう!」(Jason R.Briggs著、磯蘭水、藤永奈保子、鈴木悠訳、オーム社)(今後「たのPy]と呼ぶことにする)。
この本でパイソンで何ができるかを大まかに知ることができ、プログラムの概略を朧気ながら見ることができた。

続いて一般向け超入門書「確かな力が身につくーPython「超」入門」(鎌田正浩著、SB Creative社)。
初めにこの2冊をこの順番で読んだのが良かった。まさに超入門、プログラムの大まかな組み立てを見ることができた。

でもこの2冊はあくまでもパイソンがどのようなものか、の解説書で入門書ではない。

三冊目が本格的な入門書「入門Python3」(Bill Lubanovic著、斎藤康毅監訳、O'REILLY社発行、2015年12月1日初版)(今後「入Py3」と呼ぶことにする)。これからが本格的な学習だ。
しかし(本音を言うと)、とても難しい〜!

入門書となっているが、まさに教科書そのもので、30分読むと頭がいっぱいになる。
くりかえし学習が必要だ。

Pythonは本格的なプログラム言語だと実感する!
体力の前に、気力が必要だ!

むかし構造化言語という言葉があった。いまでもこの言葉があるのかもしれないが、この本でようやくもっと現代的なオブジェクト指向言語の意味することが少しだけわかったような気がする。

さまざまな文法と言葉を理解し覚えなければならないが、
一番の胆は、構造体としてのclass(クラス)を理解することだろう。

クラスの定義、継承、オーバーライド、superによる親への支援要請・・・、「入門Python3」第6章 オブジェクトとクラス、ここを乗り越えることがこれからの学習のひとつの山に違いない。