大復活C#学習_Blazorで沼から這い上がる

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Blazorで沼から這い上がる

デスクトップアプリは幼稚ながらも作れるようになったので、次はスマートフォンタブレットなどのモバイルデバイスのアプリを作りたいとあちこち首を突っ込んでいるうちに沼にはまった。

なにをどうすればよいのかまったく分からなくなってしまったのだ。

とりあえず ASP.NET Webフォーム入門を読んでみた。複雑で手強い。大冊500ページを読み通す気力が維持できるかどうか自信がなくなる。

意を決して Xamarinの入門書もめくってみるが、どうもしっくり来ない。構造が複雑で、またまったく新たな言語を学習するような雰囲気だ。新たな文法を覚えるくらいならば、思い切って Javaを学習する方が馴染みやすい気がする。C# でなければならない理由はないのだから。

次に、 .NET5 で主流となる気配の Blazor入門も齧ってみた。藁をもすがる心境とはこのことかもしれない。沼に溺れて沈んでしまいそうな状況で、なりふり構わずの選択だった(「Blazor入門.ブラウザで動作するC#を使ったシングルページアプリケーションの開発」、増田智明 著、2020年12月14日発行、日経BP、本体2800円)。

シングルページアプリケーションという言葉を初めて知った。自分が求めているアプリはちょっとした計算や検索に用いることの出来る自分用の「あったらいいな」のアプリである。

読み初めては驚いた。HTMLにC# が埋め込まれている。

まさかの、まったく予想外の展開に目が点になる。正直言って、「そうくるか…、」と言うのが本音に近い。

htmlで職場のホームページを作っていたのは今からもう20数年前になる。詳細は覚えていないが、htmlには親しみが持てるし、構造が簡単でそれほど苦労せずに使っていた記憶が蘇る。当時はcssを意識せずに書いていたように思う。もう使うこともないだろうからと、当時の教科書はすでに孫のカンクンにあげてしまったので手元にはないけれど、これならできるかもしれないと感じた。

すでに時代が変わり htmlは2014年に現在のHTML5に標準化されている。どうやらcssも進化して機能が高まり使いやすくなっているようだ。

マイクロソフトが. NET5以降のバージョンアップでwebアプリの製作にBlazor を主軸に用いるとの情報も理解できるような気がする。

Blazor は視認性が高く、理解がしやすい。これならばC# との共存に違和感を感じにくい気がする。 

ようやく今後の方向性を見つけることができた。今後はBlazor を軸に学習することに決めた。

とりあえず昔とった杵柄というわけにはいかないので、HTML5cssを復習することにした。

さっそく本屋に行って、評判の良い教科書を新たに買ってきた(「1冊ですべて身につくHTML&CSSとWebデザイン入門講座」、Mana著、2019年3月28日発行、SBCreative、本体2260円)。

ほんのしばらくだけ襟を正してHTMLの勉強をすることにしたのである。

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青い海を舟に乗って竜宮城に行く気分