接続を目指す

基本的なコードの書き方をみたあとは、いよいよXcodeを使って、プログラムの作成方法を学ぶ。
どんどんと難解になってきて、不安が募る。

画面上にLabelやButtonを配置する方法を、Auto Layoutで学ぶ。これは物理的な配置のことなのでそれほど困難はない。
さてこれからが大変だ。

まず、各種のUser Interface部品にXcodeを使って機能を割付なければならない。この処置を「接続」という。

//部品の接続//

Labelには、Buttonを押すと「こんにちは」と表示させたい。
接続とは、ストーリーボード上のUI部品とswiftのコードをつなぐ作業である。

そのためにはさらに基本的なプログラム作成のための予備知識が必要だ。
Swiftにはさまざまなプログラム作成のための雛形(テンプレート)が用意されている。これらをクラス(class)と呼ぶ。

classを使用して作るUI部品のことをインスタンス(instance)と呼び、「高橋教科書」の記載を借りれば、鯛焼きの金型がクラス(class)で、焼き上がった鯛焼きインスタンス(instance)である(これは分かり易い例えだな)。
class名を宣言すると、関数の戻り値と同様に、instanceが返される。例えば、

var slider = UIslider()

とすれば、変数sliderにはUIsliderというinstanceが返される。

さらに、instanceの中をカスタマイズする部分がプロパティーpropertyである。

var slider = UIslider()
slider.value = 0.5

とすると、valueの部分がpropertyである(ここではスライダーのつまみが真ん中の位置になる)。
ウ〜〜ん、頭が痛くなる。新しい言葉が羅列で、落ちこぼれそうだ。


(先行きの雲が怪しげだ)

もうひとつ覚えないと、先に行けない。
メソッドmethodだ。

メソッドmethodは自身のプロパティーproperty値を操作するための命令である。

slider.setValue ( 0.5,animated: true)

であれば、setValue()の部分がメソッドmethodである。
ふ〜〜。辛いなあ。

これまで、ここで新たに出てきた言葉は、以下。

class
instance
property
method


なかなか頭に入らない。
classをしっかり理解しないと先に進めない。
接続への道はとおい。