アルゴリズムと行列式_孫と遊ぶためのPython日記(13)

迷路作りの暗中模索が続いている。
気がついたことがいくつかある。

まず、迷路を作ることは迷路の解法を考えることと同義であることに気がついた。
当たり前のことであるが、基本に帰り、しっかりとしたアルゴリズムこそがものづくりの基本であることに今更ながらに気がついたのである。

二つ目の気づきは迷路を作るには行列式が必要であることがわかったことだ。
この理由は結構難しい話になる。列と行で構成する迷路を考えていてたどり着いた。

そこで、また新たに参考書が増えた。

写真の田中賢一郎著の入門書はこれまでの教科書とはだいぶ違う。
ゲームを作るための入門書であるが、具体的な目的が掲げられていて、簡潔にコードが解説してある。

実はこの本買う前に同じ著者の、この本の続編とも言えるゲーム作りのための数学と物理の解説書を買ってしまった。
高校卒業以来実に50年ぶりにベクトルや行列式を目にした。

いやあ、驚いた。
著者も書いているように、受験勉強以外にこんなものを使うことはないと思っていたが、まさかの再会である。
なんと!無駄なことを習っていたわけではないことが50年たってわかったのだ。

続編を読んで行くうちに基本となる本編が必要であることがわかり買い足した。
まだまだ道は遠いのである。